Wikivoyage:記事の改訂

ここでは、記事の改訂について説明します。

改訂は、行われた内容によって以下のように分かれます(もちろん、これ以外にもあります)。

この文書では、その1つ1つについて行い方と留意すべき点を解説していきます。

記事内での変更

編集

記事内での変更をするときは、スタイルマニュアルに目を通しましょう。

なお、全体を通して言えることは、方針文書には違反しないように気をつけつつ()、かつページの編集は大胆にしましょうということです。

加筆

編集

加筆とは、単純に記事の内容を増やすことです。

変更

編集

ここでいう記事の変更とは、記事内で構成を変えたり、書いてあった記述を消して新しい別の記述にすることです(なお、体裁の調整などはここでは含みません)。変更する際は、小規模の変更の際は独断でも構いませんが、合意形成を取った方が安全といえるでしょう。

その他

編集

改名

編集

改名は、記事の名前を変更するときに行います。その操作から、移動とも呼ばれます。改名をするには、移動する権限が必要です。日本語版ウィキボヤージュをはじめとしたほとんどのウィキメディア・プロジェクトでは、移動はWikivoyage:自動承認された利用者が行うことができます[1]。以下では、日本語版ウィキボヤージュにおける改名の手段について解説します。

以下のケースにしたがって、改名を行います。なお、改名の操作については、#ページの移動を参照してください。

ケース1

編集

ケース1に該当するのは、以下の場合です。

  • ページの単純な間違え

ケース1では、合意形成を省略しても構いません(ただし、自分の独断で行っていることを意識し、本当に正しいのかもう一度確かめてから移動をしてください)。

ケース2

編集

ケース1に該当しない場合は、全てケース2を適用します。


ケース2は、合意形成を取ってから改名を行うことが強制されるケースです。通常はこちらのケース2に則り改名を行ってください。

まず、改名したいページの関連ページで合意形成を取ります。通常はノートページで議論が行われます。議論を提起したら、改名提案にてその議論の告知を行ってください。また、改名が議論されている記事にテンプレート:NCを貼り付けてください。告知を行う際には、* [[(ノートページ名)]] - (簡潔な理由)--~~~~と書いてください。さて、議論の提起から実際に改名をするまで、最短でも1週間はとり、合意形成を行いましょう(この間に、議論を忘れてしまわないよう気をつけましょう)。

議論提起・参加の際は、改名の必要性/不必要性を明記するようにしましょう。

実際に改名を行うには、以下の条件を満たすようにしましょう。

  • 議論の提起から1週間以上経っていること。
    • なお、議論の提起から1か月以上経っても全くコメントがつかない場合、その議論は終了となります。その提起がたとえ正しかったとしても、正しいかどうかが中立的な観点から説明されていない為です。
  • 適切に合意形成が行われていること。
  • 提案者以外に、明確な賛成意見が1票以上入っていること。
    • 反対意見が多ければ、そこで指摘されている問題点を再度鑑みて、改名するべきか考えてください。

改名の作業が終了したら、最後に改名提案に書いてある該当議論の場所に  対処{{CI|対処}}を記入して、議論を行っていた場所に対処を報告しましょう。対処の報告から1週間が経過したら、その部分を除去します(誰でも行って構いません)。

ページの移動

編集

絶対にコピー・アンド・ペーストで移動しないでください。 以下ではベクタースキンでの移動の方法を説明します。移動の手順は簡単です。まず、移動したいページの右上に表示されている、ページバーの一番右、「その他⇩」という場所にカーソルを合わせます[2]。すると、下に「移動」というリンクが表示されます[3]。このリンクをタップしてください。すると特別:移動に飛び、「ページの移動」と書いてあるBoxが表示されます。それは、通常、以下のようなはずです。

ページの移動
新しいページ名:
(標準)
(標準)
理由:
付随するトークページも移動

ここにチェックを付けると、関連付けられたトークページも一緒に、自動的に新しいページ名に移動されます。ただし、移動先に空ではないトークページが既に存在する場合を除きます。

この場合、手動でトークページを移動または統合する必要があります。

移動元と移動先ページをウォッチ
ページを移動

ただし、管理者等の利用者グループに入っており、delete権限を行使できる利用者は以下のように表示されます。

ページの移動
新しいページ名:
(標準)
(標準)
理由:
付随するトークページも移動

ここにチェックを付けると、関連付けられたトークページも一緒に、自動的に新しいページ名に移動されます。ただし、移動先に空ではないトークページが既に存在する場合を除きます。

この場合、手動でトークページを移動または統合する必要があります。

移動元に転送ページを作成する
移動元と移動先ページをウォッチ
ページを移動

ただし、上の表示は目安です。スキンや使用バージョン、使用環境などによって異なります。また、Wikiで制限されている以上、完全な再現はできないのでご了承ください。

さて、上のような画面が表示されましたか?そうしたら、まずは新しいページ名を入力してください。下にあるチェックボックス2つあるいは3つについてですが、これらには全てチェックを入れることが推奨されます。もしもチェックを入れないで移動を行おうとしているのならば、合意形成をきちんととってください。上記の操作の後、下の

ページを移動

を押してください。すると、ページは適切に改名されるはずです。

分割

編集

分割とは、記事からその一部を別の既成記事に移動する、あるいは新規記事に移動することを言います。この操作を行うには、必ず合意形成を取る必要があります。通常、合意形成を取る議論は分割元のノートページで提起し、分割先のページが既成記事であった場合にはそのノートページで議論を告知します。議論を提起したら分割提案* [[(ノートページ名)]] - (簡潔な理由)--~~~~~のように記入してください。

実際に分割の操作を行う条件は、改名の場合と同様です。

分割の方法

編集

分割の操作は以下のとおり行います。

  1. 分割する箇所を切り取り[4]、テキストエディタなどに控えます。
  2. 分割元の編集画面で、要約欄に分割先議論場所を明記して、編集を保存します。
  3. 分割先の編集画面を開いて、控えていたテキストを、そのページへ(既存のページの場合は、ページ最下部に)そのまま貼り付けます[5]
  4. 分割元の編集画面で、要約欄に分割元議論場所を明記して、編集を保存します。
  5. 最後に、分割先ページが既存のものだった場合は、それが一つの記事として成り立つように、整理します。以下に例をあげます:
    • 節構成の変更。
    • 内容整理(重複内容の除去など)。
    • 重複カテゴリの除去。
    • ソートキーの修正。

そして、分割提案を行った議論ページに行き、対処したことを報告してください。また、分割提案  対処{{CI|対処}}を記入して、議論を行っていた場所に対処を報告しましょう。対処の報告から1週間が経過したら、その部分を除去します(誰でも行って構いません)。なお、対処が不適切だと思われた場合は、議論ページにてコメントしてください。そこでの議論により必要と判断されれば、差し戻します[6]

また、要約欄に分割元や分割先を記入することは、絶対に怠らないでください。この操作は履歴継承と呼ばれ、著作権上必ず必要な行為です。これに違反した編集は、版指定削除を行わなくてはなりません

統合

編集

統合とは、あるページと別のページの一部または全部を、1つのページにまとめることを言います。通常、1つの記事にするには薄すぎる内容を他のページに移動させる時などに行われます。他にも、現実世界で地域の統合などがあった場合にも記事の統合を行うべきでしょう。

統合する際には、合意形成をすることを推奨します。特に、国などの主要なガイドは合意形成が強く推奨されます。

統合の方法

編集

統合は以下に従って操作してください :

  1. 統合元ページの内容を切り取り、統合先ページに貼り付けます。
  2. 統合元ページに統合先へのリダイレクトを作り、編集の要約には統合先ページの具体名を書き、そこへ統合する旨を書いて公開します。
  3. 統合先ページに統合元ページの内容を貼り付け、要約欄に統合元ページへのリンクとそこから統合した旨を書いて公開します。
  4. 統合先ページの貼り付けた部分を統合先のページに合うように書き換えます。
    • ページが変わると主語が変わることもあります。
    • 統合先ページには必要ない情報は、カットします。
    • 貼り付けた節名を統合先に元から書いてあった節名と合うように直します。
    • そのた、適宜貼り付けた部分が不自然にならないよう整えてください。
  5. 統合元ページへのリダイレクトがあった場合、二重リダイレクトにならないように転送先を統合先のページ名に変えてください。統合元ページへのリダイレクトを調べるのには特別:固定リンクが便利です。

注釈

編集
  1. 一部ではこれに当てはまらないケースがあります。権限があるかどうかを調べるには、それぞれのWikiの特別:ListGroupRightsを見て、moveという権限がついているかを確認しましょう。
  2. 携帯機器などの場合はタップします。
  3. あなたがもらっている権限の種類によっては、「保護」「削除」「読込」なども表示されます
  4. WindowsではCtrl + X
  5. WindowsではCtrl + V
  6. 差し戻しができなかった場合、管理者が対応します。管理者伝言板に報告してください。