静岡県

静岡県(しずおかけん)は、日本中部地方の県。県庁所在地は静岡市。最大の都市は浜松市

静岡県の地図

知る編集

直線距離にて県域の東西が155km、南北に118kmと全国13番目に広大な県域を保ち、全国10位の約360万人の人口を有する。旧令制国の伊豆国のほとんどが、駿河国、遠江国の凡そ3国に相当する県である。地域によって住民の意識、方言、文化面に大きな違いが見られる。北側は広大な南アルプス、南側には駿河湾、遠州灘に面する。23市10区12町の自治体があり、村はない。

約20万の事業所を抱え、全国4位の製造品出荷額を有するなど、全国有数の工業地域でもあり、ホンダの発祥地でスズキ、ヤマハ発動機の本社がある他、オートバイ、ピアノ、プラモデルの輸出量では日本一を誇る。また、全国一の水揚げ額を有する焼津漁港や、静岡茶が有名であるなど、第一次産業も盛んであり、東西の交通網や港湾を利用した6次産業化も進んでいる。

政令指定都市である静岡市と浜松市、そして施行時特例市である沼津市と富士市を有し、人口10万人以上の都市が10市あるなど、平野部を中心に人口が分散傾向にあり、首位都市(プライメイトシティ)は存在しない。

また、富士山、富士山本宮浅間大社、韮山反射炉、三保の松原などの世界遺産や、世界ジオパークの一つである伊豆半島ジオパーク、熱海温泉、三嶋大社、久能山東照宮、登呂遺跡、大井川鐵道など多くの観光資源を有し、年間約1.5億人の観光客が訪れる

地域編集

西部
中部
東部
伊豆と合わせることもある。
伊豆

市町村編集

気候編集

全域が太平洋側気候であるが、標高差が大きいため地域による寒暖の差が激しい。冬の平野部や沿岸部は黒潮の影響で本州の中でも非常に温暖であり、寒気の影響を受けにくいために放射冷却によって朝晩は氷点下まで下がることがあっても、日中は10°Cを超えることがほとんどである。特に伊豆地方の沿岸部では氷点下まで下がることはなく、雪が降ることもほとんどないなど、南九州並みに温暖な気候である。一方、旧井川村と旧水窪町などの赤石山脈に接する北部山間部は中央高地式気候の影響も受けており、冬は雪が多く豪雪地帯である。また、東部内陸部の御殿場市などでも南岸低気圧によりかなりの積雪をもたらし、東北地方並みのかなり厳しい冷え込みになることが多い。その他、裾野市にあるスキー場「スノータウンイエティ」は20年連続で日本一早いオープンを飾っている。夏は、天竜地域など西部内陸ではかなりの酷暑となるが、それ以外の地域ではそれほどの酷暑とはならず、東部や伊豆地方を中心に比較的冷涼である。

ケッペンの気候区分によると県域の大部分は温暖湿潤気候ではあるが、富士山は最暖月の平均気温が6℃しかなく、寒帯地域のツンドラ気候に相当している。

夏から秋にかけては台風の影響を受ける。1951年(昭和26年)以降の台風上陸数は鹿児島県、高知県、和歌山県に次いで4番目に多い県である。

地形編集

富士山

富士山は標高が2018年3月4日時点で日本一(3776m)の山である。
また、富士山は山梨県でも観ることができる。

駿河湾

駿河湾は日本で最も深い湾で、多くの海洋生物を抱える。

赤石山脈

赤石山脈は日本の屋根と呼ばれる日本アルプスの一つに数えられている。

伊豆半島

伊豆半島は静岡県の東端部に位置し、南へ約50kmにわたって突き出した、駿河湾と相模灘を隔てている半島である。一説には、南海に突き出ているので、「出づ」から「伊豆」と呼ばれるようになったと言われる。

北部を除き山地が大部分を占め、平坦地は少ない。したがって、市街地は狭く、海岸沿いの低地や谷に住宅が集まっている。東岸に相模灘、西岸には駿河湾がある。最南端は石廊崎であり、太平洋を望む。なお、フィリピン海プレートの東端に載る伊豆諸島や小笠原諸島から沖縄県の各諸島までの海域は、太平洋の一海域であるフィリピン海の一部であるが、この名称は日本では普及していない。

北部は、一級河川の狩野川の沖積平野である田方平野が広がっており、伊豆半島内でも田畑が多く、稲作は弥生時代の遺跡もあり古く農業が行われている。

また、伊豆半島は山が険しく人の手の入らない箇所が多くあり、海岸線と天城山などの中北部の山稜が、富士箱根伊豆国立公園の一部として指定されている

食べる編集

 
茶畑
  • 静岡県は緑茶でも有名です。
  • 袋井市ではメロンの栽培が、湖西市では蜜柑の栽培が盛ん。
  • 焼津市に日本有数の漁港である焼津港がある他、静岡市は由比港、沼津市の沼津港、下田市の下田港など漁業も盛ん。