モンペリエ(フランス語 : Montpellier)は、フランス南部にある、オクシタニー地方のエロー県にあるコミューンです。過去25年間を通して急速に発達した都市で、市街地の中心部には古い曲がった道などの歴史を感じる部分があるのに対し郊外は非常に近代化がなされています。ヨーロッパ最古の医学部を持つモンペリエ大学に通う学生も多いです。
夏は乾燥した地中海性気候で、冬は暖かいというのもモンペリエの魅力です。公共交通機関を使えばビーチまでもすぐですし、近くにはいくつかの美しい村もあります。
着く
飛行機で
- 1 モンペリエ=メディテラネ空港 (aéroport de Montpellier-Méditerranée, Montpellier Méditerranée Airport, MPLIATA) 。 この空港はアムステルダム(アムステルダム・スキポール空港)やロンドン(ロンドン・ヒースロー空港・ロンドン・ガトウィック空港)、ストックホルム(ストックホルム・アーランダ空港)など、ヨーロッパの多くの主要都市からフライトがあります。マグリブからの接続も充実しており、フランスの国内線も多く就航しています。
エールフランスのパリにあるハブ空港との接続ができているので、これが便利でしょう。海外からモンペリエに来る場合、シャルル・ド・ゴール空港を経由する可きでしょう。格安航空会社であるイージージェットの他、ロイヤル・エア・モロッコ、KLMオランダ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ユーロウイングス、ノルウェー・エアシャトルなど様々な航空会社がありますが、そのほとんどが夏期のみ運行しています。
船で
鉄道で
バスで
車で
A9から以下の出口のいずれかを利用してください :
- Vendargues
- Montpellier Est
- Montpellier Sud
- Montpellier Ouest
- Saint Jean de Vedas
クレルモンフェランとモンペリエの間を走るA75は無料です。
市街地に駐車するのは難しいので、路面電車の駅の近くに駐車し路面電車で市街地まで移動することをお勧めします。
移動する
観る
旧市街で特に有名な観光地 :
- Écusson (旧市街) 。 石造りのアーチの下をくぐる曲がりくねった道には、昔そこにあった企業の名前が付けられています。現在は近代化された企業に代わってしまっていますが、その名前が歴史を感じさせてくれます。コメディー広場から来るにはロージュ通りを通るのが最も簡単ですが、この通りは既に近代的になっているので、大通りからはずれた方が雰囲気が味わえます。
- L'Ecole de Médecine
- Le Musée d'Anatomie
- L'Hôtel des Trésoriers de la Bourse
- 5 ファーブル美術館 (musée Fabre, フランス語 : Musee Fabre)、39 Boulevard Bonne Nouvelle, 39, boulevard Bonne Nouvelle。電話番号:+33 (0)4 67 14 83 00 。 1825年にできた美術館。 追加情報:洋服戸棚、おむつ交換台。
- 6 アンティゴーヌ (quartier Antigone, The Antigone District) 。 新古典主義建築の地区。リカルド・ボフィルが設計。 名前がウィキデータから取得されています
- 8 名前なし (Le Carré Sainte-Anne)、2 Rue Philippy。 聖別されていない教会を改造して作られた美術館。中世時代の典型である狭い通りの一角に建っています。 名前が指定されていません
- サン・ロック広場 (La Place Saint-Roch)。 多くのバーやカフェ、レストランなどがあり、モンペリエのサン・ロック教会も近くにあります。
- バボットの塔 (La Tour de la Babote)、17 Boulevard de l'Observatoire。 モンペリエの城壁の上に建てられたこの塔には美味しいレストランもあり、見た目も非常に興味深いです。
する
学ぶ
買う
食べる
モンペリエは規模に対して比較的国際的な都市で、伝統的なフランス料理はもちろん国際色豊かな様々な文化の料理を食すことができます。町の中心部にはサンドイッチショップやケバブ専門店が多くあります。フランス文化を感じるカフェを楽しみたいならコメディー広場付近のビストロに行くといいかもしれません。トラムの滞留所「Louis Blanc」の近くには落ち着いた雰囲気のカフェがあります。
モンペリエに様々な種類のレストランが存在するのは地理的な状況が大きく干渉しています。街の広場にあるレストランのマトリクスは旅行者向けで利便性重視である一方で価格や品質にそこまで重点を置いていません。東方向以外の郊外にあるレストランでは本格的なレストランが多くみられ、サン・ロック広場やJean Jaurès広場、Basilique Notre Dame des Tablesの周辺の広い地域には特にレストランが密集しています。
- Georges Cafe、11, Rue de la Loge。 Situated in a small alcove/court yard off the side of Rue de la Loge, it's a cute little cafe/restaurant with a small but tasty menu. A good choice when you're near Place de la Comédie and don't want to settle for the more touristy restaurants. 値段:約10ユーロ。
- Art Mango、40, Square de la Babote。 フランス風にアレンジが加えられたタイ料理レストラン。タイカレーやタイ風サラダに、前菜やデザート・タイビールが付きます。 値段:10~15ユーロ。
- Burger et Blanquette、1 Rue Rosset。 フランス風のハンバーガーショップ(鴨とフォアグラの入ったバーガーなど)。バーバーと伝統料理の2メニューが選べます。 値段:10~18ユーロ。 無効なURL
飲む
フランスは世界的なワインの国であり、ラングドックの年間生産量はオーストラリアのそれを上回るほどです。種類が多すぎるためここでは紹介しませんが、赤の代表格としては中価格帯のピク・サン・ルーをお勧めしておきます。白ではピクプール・ド・ピネがおすすめで、地元のシーフード(特に牡蠣)に合い、レモンは不要です。夏には多くの人がロゼワインを飲みますが、多くのレストランでは冷えた赤ワインが提供されるでしょう。甘いものがお好きな場合、隣町であるリュネルやフロンティニャンで良質な葡萄が取れ、独自のアペラシオンも存在します。
南フランスの食前酒としてはパスティスが定番で、全員に合うわけではありませんがこの地域の文化には欠かせないものです。このお酒についての詳細はWikipediaを参照してください。
泊まる
- Hotel Aragon (Small Boutique Hotel 3 Stars)、10 rue Baudin 34000 Montpellier (コメディー広場より約100m)。電話番号:+33467107000、ファックス:+33 4 6710 7001、メール:info@hotel-aragon.fr。 チェックイン:14:00。 チェックアウト:11:00。 値段:75~180ユーロ、フリーWi-Fiと電話付き。
- Hostel Montpellier、Rue des Ecoles Laiques。 毎日10:00~15:00にロックアウトされます。
- Hotel Kyriad Montpellier Centre-Antigone。 街の中心部の三つ星ホテルで、客室は69部屋、フリーWi-Fiやflat screen & Canal+、風呂がついています。
安全を確保する
他の大都市と同様に、この都市でも観光客や地元客に詐欺師が狙いを定めています。一般に、手を挙げてお金を要求する人は疑うべきです。特にモンペリエでは外国人とのお金に関するトラブルが多いようです。彼らの主要な傾向は以下のとおりです :
- 慈善団体への集金活動 - 聴覚障碍者のための募金活動を称し紙を持って歩いている人がよく見かけられます。断ると悲しい顔をしたり呻き声を出したりしてきますが、通常は無害です。聴覚障害者のふりをして、断られた後に仲間と話してその場を立ち去る姿が見られます。
- 手伝行為に対する要求 - 主要な駅では、屡々券売機付近で客の買券を手伝おうとします。その後彼らはそのサービスの見返りとしてお金を要求します。或いは機械を使わず小銭を要求することもしばしばです。
モンペリエの中心部は一般的に安全ですが、郊外ではフランスの基準で犯罪率が高い傾向にあります。