リヨン

リヨンフランス語 : Lyon)は、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の首府で、50万人規模の都市を抱えるフランス第3の都市。人口は国内2位で、フランス料理の中心地として非常に著名である。レストランの数は一説によるとフランス国内で最も多いそうです。かつてローマの地方首都であったためローマ時代の遺跡も多く残っています。リヨン旧市街の建造物は12世紀のものから現代のものまで多種多様で、ルネッサンス時代のシルク生産の中心地であったことが影響しているかもしれません。

地区 編集

 
リヨンの主要地区と番号・境界
  フルヴィエールの丘 (Fourvière hill)
多くの教会等宗教施設があるために「祈りの丘」とも呼ばれている一画。ローマ人が定住していた場所でもあります。
  旧市街 (Vieux Lyon)
ソーヌ川岸のルネッサンス時代に繁栄した地区。
  プレスキル (Presqu'île)
2つの川の間の、都市の中心と言える場所。
  クロワ・ルース (Croix-Rousse)
絹織物生産が盛んで、「働く丘」として有名です。この地域のユニークな建物はこの産業によって形作られていたのかもしれません。
  コンフリュアンス (Confluence)
旧工業地域で、今は現代建築が多くある復興中の地区。
  パール・デュー (Part-Dieu)
ビジネス主要の地区で、リヨンの主な鉄道駅があります。
  ブロトー (Brotteaux)
テットドール公園隣接の、裕福地区。
  ギヨティエール (Guillotière)
移民が多い地区。
  エタジュニ
1920年代の住宅地。
  ヴェーズ
現在発展中の地区。

知る 編集

気候 編集

 気候 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
最高気温 (°C) 6.2 8.4 12.4 15.3 20.0 23.5 27.0 26.7 22.3 16.7 10.2 7.1
最低気温 (°C) 0.1 1.2 3.3 5.6 9.9 13.1 15.6 15.3 11.9 8.4 3.6 1.5
降水量 (mm) 52.9 50.5 54.8 72.3 87.7 80.2 62.0 69.0 88.3 94.7 75.1 55.5
日照時間 (時間) 69 97 172 180 225 232 275 259 187 111 70 55

高湿度の温暖湿潤気候(Cfa)と西岸海洋性気候(Cfb)の特徴を併せ持つ「半大陸性」の気候を特徴とします。(情報はWikipediaより。)

半大陸性の気候。冬は寒いものの、北海道と同じくらいかそれより暖かいでしょう。ただし、北風により体感温度が下がることはあるかもしれません。雪は降っても積もるのは数日程度です。夏は暑く、最高気温が35℃以上になることもあります。西にそびえている山によって大西洋からの嵐を逃れています。夏(特に8月)は雷雨になることが多く、冬にも弱い雨が降り続くでしょう。春や秋が一番快適です。

歴史 編集

文化 編集

料理コンクールの最高峰と言われるボキューズ・ドール(フランス語 : Bocuse d'or)が、奇数年の1月に開催されます。

着く 編集

飛行機で 編集

鉄道で 編集

  • 1 リヨン・パールデュー駅5, Place Charles-Béraudier, Part-Dieu, 3rd arr。 「1981年に最初のTGVとともに開設。パール・デューの中心にある。リヨンの最主要鉄道駅であり、国内(外)の列車のうちほとんどはこの駅に停車します。    
  • 2 リヨン・ペラーシュ駅14, cours de Verdun, Perrache, 2th arr。 「駅として長い歴史を持っています。一部の国の鉄道の他、地域の私鉄が走っています。ベルクール広場に近く、市街地に滞在している場合に便利です。    
  • 3 リヨン・サン=テグジュペリTGV駅BP 176, 69125 Colombier-Saugnieu。 「TGVのみが停車する駅。市外で空港に乗り入れる。    

バスで 編集

Eurolines、Starshipper、Ouibus、Flixbus等主要国際バスが走っており、ヨーロッパ中の様々な都市を巡っています。ペラーシュ駅の近くのペラーシュバスターミナルで多くのバスが停車します。

チケットはSobusで買うことができます。

観る 編集

  • 1 ジャン大聖堂  place St Jean (M: 旧市街)。 月~金 : 08:15~12:00、13:45|19:30、土日休日 : 08:15~12:00、13:45~19:00。 「この大聖堂は、ヨハネとステファン捧げられている。1180年から1480年にかけて建設され、ロマネスク様式の要素を含むゴシック様式が中心である。聖壇と廊下が最も古く、ファサードへ向かうにつれゴシック様式が強くなっていきます。大聖堂には、14世紀に作られた(後に改良)天文時計があります。毎日12時から16時までの毎時0分に鳴る鐘は、聴いておくべきでしょう。.無料、服装注意  
  • 2 ジャン考古庭園 (Jardin archéologique)、 rue de la Bombarde/rue Mandelot/rue des EstréesM: 旧市街。 「ジャン大聖堂の隣にあるこの考古庭園は、ジャン大聖堂以前の宗教的建造物が多く残っています。この中でも最古のかつてエチエンヌ教会だった洗礼堂は4世紀のものです。.無料  

する 編集

  • 1 フルヴィエールの夜   (La Nuit de Fourvière)、 リヨン クレベル通り1番地 (フルヴィエールの丘にあるローマの劇場の側)。 「夏の6、7、8月の夜に行われる祭りです  
  • 光の祭典   (Fête des Lumières)、 リヨン市内広域12月8~11日  

食べる 編集

泊まる 編集

出かける 編集