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富岡製糸場と絹産業遺産群

富岡製糸場と絹産業遺産群(とみおかせいしじょうときぬさんぎょういさんぐん、英語Tomioka Silk Mill and Related Sitesフランス語 : Filature de soie de Tomioka et sites associés)は、日本群馬県にある世界遺産です。富岡製糸場、高山社跡、田島弥平旧宅、荒船風穴の4箇所が含まれています。

知る 編集

 
富岡製糸場と絹産業遺産群の地図

2014年、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

富岡製糸場と絹産業遺産群には4つの構成資産があります。

  • 1 富岡製糸場  群馬県富岡市富岡1-1。 「国宝が3つある。    
  • 2 高山社跡  
  • 3 田島弥平旧宅  
  • 4 荒船風穴  

富岡製糸場 編集

 
東置繭所
 
繰糸場

この世界遺産の構成資産の中で最も観光客が訪れる場所です。

富岡製糸場は、明治初期に政府が国の近代化のために設置した元官営工場です。当時は、フランスから講師を呼び西洋の技術を取り入れていました。[1]歴史の教科書にも登場し、日本の近代化に大きく貢献しました。場内には3つの国宝があります。

時間 編集

開場時間
開場時間 9時~17時 (最終入場16時30分)
休場日 年末(12月29日~30日)

入場料 編集

富岡製糸場の入場料
個人料金 団体料金
大人 1000 900
高校生・大学生 250 200
中学生以下 150 100
オプション 個人料金
大人 中学生以下
ガイドツアー参加 200 100
音声ガイド 200 200
オプション 団体料金
解説員(1名) 3000
音声ガイド 200

高山社跡 編集

高山社跡は蚕の飼育に関する学校でした。設立者である、高山長五郎は設立年前年の1883年に「清温育」という、風通しと温度管理に留意した、蚕の飼育方法を確立しました。高山社ではこの清温育を国内外に広めました。

時間 編集

観る 編集

富岡製糸場 編集

右のマップ、下の解説には通常、一般公開されていない建造物も含んでいます。

国宝 編集

富岡製糸場には3つの国宝があります。

  • 5 東置繭所。 「国宝。一階は、資料展示が行われている。二階は、当時の様子を見学することができる。  
  • 6 西置繭所。 「国宝。  
  • 7 繰糸所。 「国宝。  

主な建造物 編集

  • 8 首長館(ブリューナ館)。 「当時、ブリューナ一家の住まいとして使われていた。内部は通常、一般公開されていない。  
 
首長館(2015年3月)
  • 9 検査人館。 「当時は、ブリューナがフランスから連れてきた男性技術指導者たちの宿舎として使われていた。内部は通常、一般公開されていない。  
  • 10 社宅76。 「社宅。平成31年に補修工事が終了し、当時の暮らしや蚕の生態について展示されている。体験もできる。(有料)  

その他 編集

  • 11 石碑  。 「明治6年6月24日、明治天皇の皇太后及び皇后が富岡製糸場に行啓された70周年の碑。
  • 12 桑の生態展示。 「桑畑。

食べる、飲む 編集

注意 編集

場内で、食事は禁止されています。施設内での飲物も禁止です。ただし、飲物については、外では可能となっています。

困ったときは 編集

富岡製糸場 編集

総合案内所 編集

門をくぐって、すぐ左側にあります。

  • 1 富岡製糸場 総合案内所

出かける 編集

脚注 編集