兵庫県の城
姫路城(ひめじじょう)は、日本の兵庫県姫路市にある城です。世界遺産や、国宝、重要文化財に登録されています。この城は、白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)とも呼ばれています。日本で一番初めに登録された世界遺産の一つです。
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編集歴史
編集姫路城の始まりは、1346年(南朝:正平元年、北朝:貞和2年)の赤松貞範による築城とする説が有力で、『姫路城史』や姫路市ではこの説を採っています。一方で赤松氏時代のものは砦や館のような小規模なもので、城郭に相当する規模の構築物としては戦国時代後期に西播磨地域で勢力を持っていた小寺氏の家臣、黒田重隆・職隆父子による築城を最初とする説もあります。
そして、戦国時代後期から安土桃山時代にかけて、黒田氏や羽柴氏が城代になると、山陽道上の交通の要衝・姫路に置かれた姫路城は本格的な城郭に拡張され、関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政によって今日見られる大規模な城郭へとさらに拡張されたそうです。