インドネシア共和国(いんどねしあきょうわこく | 通称 : インドネシア | インドネシア語:Republik Indonesia)はインド洋と太平洋の間にあり、国は赤道の位置にある。 北はマレーシア、東は東ティモール、パプアニューギニア、南はオーストラリア、北はパラオ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、タイ、北西はインドと接している。 インドネシアは、多くの島々が存在し、バリ島などはその美しさで知られています。
地域
編集インドネシアの国土は想像を絶するほど広大で、18,000以上の島々が108,000 kmのビーチを提供しています。 西のアチェと東のパプアの間の距離は4,702 kmもあります。 環太平洋火山帯の西縁に位置するインドネシアには400以上の火山があり、そのうち129の火山が活動していると考えられているほか、多くの海底火山があります。インドネシアのパプア州があるニューギニア島は世界第2位の大きな島であり、ボルネオ(約3分の2がインドネシア、残りがマレーシアとブルネイに属する)が第3位、スマトラが第6位となっています。
インドネシアへの旅行者は、訪問する理由としてバリ島を頭に浮かべる傾向がありますが、他の場所にも息を呑むような自然の美しさと文化的な体験が探索されるのを待っているので、それは残念なことです。不動産の広大さと島々の多様性は、感じる価値がある重要な文化的な違いを提供しています。
34の州は普通は小さな島々のグループ(東と西のヌサ・テングガラ、マルクなど)で構成されているか、または大きな島とその周辺の島々を細分しています(スマトラ、カリマンタン、ジャワ、スラウェシ、パプア)。 以下のリストでは、別に扱われているバリ島を除いて、1つの地域にいくつかの州をまとめるというよりシンプルな方法に従っています。
スマトラ島 (リアウ諸島州とバンカ・ブリトゥン州を含む) 野生的で起伏に富んだこの面積世界第6位の島は、4,000万人以上の住民を擁し、多くの絶滅危惧種の生息地として自然と文化の豊かさを誇っています。ここにはアチェ、パレンバン、パダン、ランプン、メダンの他に、色とりどりのトバ湖やインドネシアの玄関口であるバタムがあります。バタク・トバ語の地でもあります。 |
カリマンタン島 英語ではボルネオ島と呼ばれるこの島は世界で3番目に大きな島です。未開の(しかしすぐに消えてしまう)森、強大な川、先住民族のダヤック族、そしてオランウータンのほとんどが生息する探検家の楽園です。ポンティアック、バンジャルマシン、バリクパパンの各都市は、国内で最も急速に成長しています。 |
ジャワ島 (カリムン・ジャワ諸島、サウザンド諸島、マドゥラ島を含む) 国の中心地であり、首都ジャカルタ、バンドン、スラバヤなどの大都市を含み、それほど大きくない島ですが多くの人(人口の50%近く)が暮らしています。 また、ジョグジャカルタ、ソロ、ボロブドゥール、プランバナンなど文化遺産の宝庫でもあります。 |
バリ島 圧倒的に最も人気のある観光地であり、インドネシアのあらゆる種類の観光客のための最も完全な施設を持っています。ユニークなヒンドゥー文化、伝説のビーチ、多数の宗教的・史跡、壮観な高原地帯、ユニークな水中生物などが融合したバリ島は、世界中の旅行者に愛されています。 |
スラウェシ島 不思議な形をしたこの島には、多様な部族社会と素晴らしい風景が広がっています。ここにはトラジャ族の社会、ロレ・リンドゥー国立公園内の巨石文明の遺跡、豊富な動植物、そしてブナケンとビトゥンのような世界的に有名なダイビングサイトが含まれています。 |
ヌサ・トゥンガラ 小スンダ諸島としても知られています。東ヌサ・トゥンガラと西ヌサ・トゥンガラに分かれており、多くの民族グループ、言語、宗教と、コモドトカゲや壮大なダイビング・スポットが含まれています。 西ヌサ・トゥンガラはロンボク島とスンバワ島とその他多くの小さな島々が含まれています。 ロンボク島は、あまり訪問されていませんが、バリ島の姉妹であり、いくつかのダイビングサイトだけでなく、歴史的、宗教的に興味深い場所を含んでいます。 東ヌサ・トゥンガラにはフローレス島、スンバ島、西ティモールなどの島々のほか、コモドトカゲの故郷であるコモド島を含むいくつかの島々があります。スンバ島は小さな王国があるユニークな魅力を持つ島です。 東ヌサ・トゥンガラの伝統芸術、特に布を編んだものは興味深く、リーズナブルな価格です。また、独特の色、サンゴ、貝殻の砂で覆われたビーチもあります。 |
モルッカ諸島 歴史的に有名なスパイス諸島は、以前は植民地時代の権力者たちによって頻繁に争われてきました。今では人はめったに訪れることはありませんが、アンボン、バンダ諸島、ケイ島はマリン・ツーリズムの目的地として有望です。 |
パプア ニューギニア島の西半分は地球上で最も人里離れた場所の一つで、山、森、沼地、ほぼ不可侵の荒野が広がっています。鉱山会社フリーポートによる金や銅の採掘は別として、ここはおそらくニューギニアの中でも最も手つかずの自然が残っている場所の一つで、科学者たちはこれまでここで未知の種を発見してきました。 |
都市
編集- 1 ジャカルタ — 国内最大であるインドネシアの首都で、常に人で混み合っています。
- 2 バンドル — university town in the cooler highlands of ジャワ
- 3 バンドルマシン — a cultural hub of Kalimantan
- 4 ジャヤプラ — the capital of Papua and a gateway to the highlands
- 5 クタ — with its great beaches and exciting nightlife, Kuta is yet another reason for visiting Bali
- 6 マカッサル (Ujung Pandang) — the gateway to Sulawesi and home of the regionally famous Bugis seafarers
- 7 メダン — the diverse main city of Sumatra and gateway to Lake Toba and the rest of the Batak land
- 8 スラバヤ — a very active port that is the capital of ジャワ and the second-largest city in the country
- 9 ジョグジャカルタ — central Java's cultural hub and the access point to the mighty temples of Prambanan and Borobudur
知る
編集移動する
編集列車で
編集長距離列車
編集ジャカルタ~ジョクジャカルタ、ジャカルタ~バンドンなどは長距離列車での移動も可能。優等列車は駅の窓口で並ばなくても、アルファマートやインドマートといったコンビニで予約・購入が可能(インドネシア語必須)。その際にパスポートなど身分証明が必要になる。紙に打ち出したE-チケットを受け取り、出発前に駅の券売機にE-チケットの予約番号を入力すると、乗車券が打ち出される(他駅発の乗車券も出力可能)。改札口で乗車券と身分証明を見せて入場する。
1等(エグゼクティブ)は冷房付きでリクライニングシートであり、比較的快適に過ごせる。
ジャカルタ周辺
編集ジャカルタ周辺(ボゴール・ブカシ含む)はCOMMUTERと呼ばれる通勤電車も運行しており、日本の冷房付き中古通勤電車が走っている。乗車の際は駅の窓口(ジャカルタコタ駅など中長距離列車も発着する駅ではCOMMUTERと書かれた窓口)でカード型の乗車券を購入する。運賃は安いが、初回購入時はデポジット(10,000Rp、2015年現在)を加算して支払う必要がある。2回目以降は窓口の機械に前回使用したカードをかざすことで、運賃のみ支払えばよい。
自動改札の所定位置にカードをかざして入出場する。上述の通りカードは再利用するので、回収されない。車両は日本の中古車であり比較的快適だが、混雑するときは治安上危険とも言われる。
車で
編集運転
編集レンタカーは安いが、国際免許証が使えないので、警察署に行って簡単な試験を受け、外国人向けの免許証を発行してもらう必要がある。外国人向けの免許証を発行している警察署は、バリ州(バリ島)ならデンパサールだけである。
タクシーで
編集大都市(ジャカルタ、スラバヤなど)でタクシーは簡単に利用でき、台数も多いので有効な移動手段である。しかし、中にはタクシー強盗(運転手が客を襲う)やメーターを使わずに高額な料金を請求される場合もある。その中でブルーバードグループのタクシーは安全と言われている。最近、そのブルーバードへの信頼に便乗し、車体を似せたタクシーが走っているので注意が必要である。ブルーバードタクシーは、車体が水色でフロントガラスの上部に、"Blue Bird Groupe"と書かれている。近距離の移動では料金が1万Rpに満たない場合もあるが、その場合でも1万Rpは支払うのが一般的である。
バスで
編集市内では様々なバスが運行されている。一般に危険なので使用しないほうが良い。
ジャカルタにはバス・レーンを走るトランスジャカルタが運行されている。車内は概ね清潔で他の交通機関に比べて時間帯に関係なく早く移動できる。料金は一律3,500Rp(2008年11月)。
中近距離間を結ぶ中~小型の乗り合いバスとして、アンコ(ジャワ)、ベモ(バリ)、ペテペテ(南スラウェシ)がある。
地方ではビス・アンタルコタ (Bis Antarkota) と呼ばれる遠距離の都市間を結ぶ乗り合いの小型バスがあり、ドアトゥードアの移動も可能である。
食べる
編集飲む
編集- 水道水を飲むにはは沸騰が必須。スーパーなどで売られているミネラルウォーターを買って飲むことが望ましいだろう。
安全を確保する
編集イスラム教徒が国民の多くを占めるので、ギャンブルは禁止されている(カジノは外国人旅行者向けの一部の限られた地域にしかない)。 また、頭をなでると言った行為は非常に嫌われる行為であるため気をつけなければいけない。
繋がる
編集電話
編集公衆電話はほとんどない。あっても国際電話は使えない。
観光客の多いところでは、携帯電話の使える区域が多い。国外から持っていくこともできるほか、現地で調達することもできる。予め確認しておくこと。
インターネット
編集インフラの整備があまり進んでいないわりに利用者が多いため、地域や時間帯によっては繋がり辛いことがある。ただし、バリ島などの観光地では、ブロードバンドへの接続をウリにしているインターネットカフェ、インドネシア語ではワルネット (Warnet) なども徐々に増えてきている模様。その一方で、未確認ではあるが、インドネシアにブロードバンドは全くないという情報もあり、店先に「ブロードバンド」と書かれていても実際にはダイアルアップであることがほとんどのようである。
外国人観光客に占める日本人の割合は多いので、インターネットカフェには日本語の読み書きのできる機械の置いてあるところも多い。日本語が必要な場合には確認してから利用すること。利用料金は1時間約30,000ルピア程度が目安になる。(平成23年 (2013年) 12月時点)
なお、停電中は使えないので、緊急の連絡にはあてにしない方がいい。