ジャカルタ ( Jakarta ) はインドネシアの首都である。
知る
編集ジャワ島北西岸に位置。1619年オランダの基地として発展し、バタヴィア ( Batavia ) と改称された。
気候
編集着く
編集飛行機で
編集1 スカルノ・ハッタ国際空港 (Soekarno-Hatta International Airport) (CGKIATA) はジャカルタの中心部から35キロ離れている。渋滞がなければリムジンタクシーで30分(約90000Rp)。
国際線はターミナル2(D・E・F)から、ガルーダ以外の国内線はターミナル1 ( A・B・C ) 。国際空港税は150,000Rp、国内線の場合は40,000Rp(2012年2月現在)。
移動する
編集ラッシュアワーのジャカルタは大渋滞。
列車で
編集ジャカルタ周辺(ボゴール・ブカシ含む)はCOMMUTERと呼ばれる通勤電車が運行されており、日本の冷房付き中古通勤電車が走っている。乗車の際は駅の窓口(ジャカルタコタ駅など中長距離列車も発着する駅ではCOMMUTERと書かれた窓口)でカード型の乗車券を購入する。運賃は安いが、初回購入時はデポジット(10,000Rp、2015年現在)を加算して支払う必要がある。2回目以降は窓口の機械に前回使用したカードをかざすことで、運賃のみ支払えばよい。日本で言う鉄道系ICカードと同じ利用方法と同じである。
自動改札の所定位置にカードをかざして入出場する。上述の通りカードは再利用するので、回収されない。車両は日本の中古車であり比較的快適だが、混雑するときは治安上危険とも言われる。
駅施設は、日本の駅施設を参考に建設および改修している。あまりにも雰囲気が似ているため、ある程度は利用しやすいが異国風情が味わえない面もあるだろう。
バスで
編集ジャカルタ市内では、様々なバスが運行されているが、一般に危険なので使用しないほうが良い。特に女性観光客が車内で性的嫌がらせを受ける事件が多発しているので女性一人での乗車は奨められない。
その中でトランスジャカルタ ( TransJakarta ) は比較的安全である。トランスジャカルタは専用のバスレーンがあり、夕方などのラッシュ時には一番早く目的地に到着できる。料金は全区間均一で3,500Rpで、乗り場にある窓口で料金を支払ってカードを受け取り、乗り場のゲートにカードを入れて入場する。比較的安全とは言え、スリの類が居るので持ち物には注意すること。リュックサックは現地の人も前に抱えてスリ対策を行っている。路線はcorridorと呼ばれて、2011年10月現在10路線運行中。乗り換えは何回でも加算料金なしにできる。TransJakarta
タクシーで
編集外国人がある程度安心して乗車できるのは、Blue Bird Groupのタクシーに限られる。同社は3つのラインナップ ( Golden Bird、Silver Bird、Blue Bird ) を有する。
特に、下に挙げる「Golden Bird」と「Silver Bird」の2つは運転手のマナーが比較的良く、クーラーが効いていないといったことは希である。
- 「Golden Bird」はVIP向けリムジンで欧州製高級車を用いることが多い。
- 「Silver Bird」は外国人ビジネスマン・現地富裕層向けで黒塗りのメルセデス・ベンツが殆どである。
- 「Blue Bird」は一般庶民向けであるが、外国人の使用も全く問題ない。
なお、Silver, Blue共に運賃の釣り銭がない ( 又はないと主張する ) ことが殆どであり、乗車する前に少額紙幣を用意してからメーター表示額にチップ程度を乗せた金額を渡せばよい。
Blue Bird Group以外のタクシーは注意したほうが良い。特に女性一人で市内の流しタクシーを乗ったり、空港から上記3社以外のタクシーを使うことは極めて危険である。
足で
編集旅慣れた旅行者でない限り、外国人が街中を歩き回るのは一部のオフィス街やホテル、商業施設近辺を除き 不便かつ危険である。歩道は存在するものの露天商やたむろする地元民に占められ、物売り・スリ・ひったくりの 危険と隣り合わせである。
特に女性だけでの歩き、ミニスカートやショーツ・タンクトップなど露出した服装での女性の一人歩きは性犯罪の危険が極めて高くなるのでしないこと。
バジャイで
編集バジャイと呼ばれる三輪タクシーがある(タイ・バンコクで言うところのトゥクトゥク)が料金の交渉をする必要があるのでインドネシア語がある程度出来ないと苦労する。英語で話しかけてくるドライバーも いる。排ガス臭いだけでなく、ドライバーが仲間と一緒に乗客を恐喝したり、女性観光客に対して性的乱暴を加えるケースも起きているので女性だけでの利用は避けるべきである。
観る
編集- 1 タマン・ミニ (Taman Mini Indonesia Indah)、Jl. Raya Pondok Gede, Jakarta Timur。電話番号:+62-21 545-4545。 「美しい (Indah) インドネシア (Indonesia) の小さな (Mini) 公園 (taman) 」というのが正式な名前。園内にインドネシア各地の住居や暮らしぶりが再現されたテーマパークになっており、1日かけて回れば広大なインドネシアのイメージを鳥瞰的に把握できること請け合い。ジャカルタの中でもイチオシの観光スポットのひとつ。 営業時間:開場時間。 値段:入園 Rp.9000。
- 2 ドゥニア サルジュ (Dunia Salju、Snow World)、Parkir Utara, Revo Town Lapangan, Jl. A.Yani No.Kav. 1, RT.005/RW.002, Pekayon Jaya, Kec. Bekasi Sel., Kota Bks, Jawa Barat 17148 Indonesia。電話番号:+62 813 3357 7722。 ジャカルタから南東に約30kmのブカシ(Bekasi)にある、インドネシアでは味わえない雪を体験できる屋内施設。入口でコートを借りて、中に入る。氷の彫刻や滑り台などがある。寒い体験をしたことのないインドネシア人でにぎわっている。ウェブサイトはフェイスブックのみ。 営業時間:11:00~19:00(土曜は19:30まで)、無休。 値段:60000ルピア。 URLがSNSへのリンクです
飲む
編集南ジャカルタのブロックM (Blok M)は、日本人向けのカラオケ・レストラン・居酒屋・バーダなどが溢れる。BRT1番線の終点で降りて、Plaza Blok Mの向こう側のメラワイ6番通り (Jalan Melawai VI)の周辺に店がいっぱいある。便利な地図はここ[リンク切れ]。
食べる
編集安食堂
編集中級
編集- 味はら (Ajihara)、Jl. Melawai IX No. 3A, Blok M。電話番号:+62-21 720-1340。 名物の手打ちそばだけではなく、夜は呑気な居酒屋になる。安くて美味しい家庭料理。 営業時間:11:00~14:00・18:00~23:00。 値段:そば定食 50,000Rp~。
高級
編集- あすか (Asuka)、JWマリオット3階。電話番号:+62-21 5798-8888。 神戸牛の鉄板焼きで有名。寿司や刺身も美味しい。 営業時間:12:00~15:00・18:00~23:00。 値段:鉄板焼きセット 200,000Rp~。
泊まる
編集安宿
編集中級宿
編集高級宿
編集- JWマリオット・ホテル・ジャカルタ、JL. Lingkar Mega Kuningan Kav E 1.2 No. 1&2。電話番号:+62-21 5798-8888。 南ジャカルタの5つ星ホテル。2001年の爆弾テロ事件の影響でセキュリティー調査が厳しくなった。 値段:US$100+。
安全を確保する
編集ジャカルタは巨大な都市、かつ大規模なスラム街も多数存在するので、滞在中は十分注意する必要がある。また、テロ行為も起きているので、多くの人々が集まるショッピングセンターなどでは周囲の状況に十分注意すべきである。
「中国系住民が経済をコントロールしている」という評判が低所得者層を中心に広まっていて、中国系に対する感情が悪い。現地人から見ると日本人も中国人も見分けが付かないことが多いそうなので行動・発言には十分注意して誤解を受けないように。
中国系女性など非イスラム教徒の富裕層などでは肌を露出した服装が多いが、イスラム教徒が圧倒的多数を占める都市なので、女性は服装に常に留意する必要がある。
また性犯罪も多いので、気温が高い街ではあるが、だからと言ってショーツ、ミニスカート、タンクトップ、キャミソール、体の線が見えるTシャツなどを着用して市内を歩いたりタクシーに乗ることは危険なので避けること。中国系女性への性犯罪が多く、顔つきが似ている日本人女性も油断してはいけない。特に女性一人で徒歩による観光を行うことは現地男性によるつきまとい、性的嫌がらせ等に発展することが多いので、必ず信頼できるハイヤーなどを使うべきである。
連絡する
編集- じゃかるた新聞。電話番号:+62-21 230-2252、ファックス:+62-21 230-3831、メール:web@jkshimbun.com。 1992年に創刊した日本語新聞である。現地のニュースと共同通信の配信、NHKワールドの番組表や生活情報などで構成される。 種類が指定されていません