アジャクシオ

アジャクシオフランス語 : Ajaccio)は、フランスのコミューンであり、コルシカ島の中心都市です。

地図
アジャクシオの地図

知る 編集

クルーズ船が一日に多数寄港する、太陽の眩しい街です。魅力的な海岸線には観光用の歩道が整備されていますが、その物価の高価さ故素晴らしい天候が損なわれることがあります。

アジャクシオの海岸線には大昔から人が訪れていたでしょうが、確固とした街として発展したのは、現在もフランス軍の基地として残されているジェノヴァ人の築いた城塞が出来た1400年代後半です。1700年代になって島の大部分がフランスに征服されると、1760年代まではアジャクシオはジェノヴァ人の邦土でした。ナポレオンは、アジャクシオがコルシカの首都となって間も無い頃に生まれ、イタリアとコルシカの民族の血流を受けていました。彼が後に出世してやがては皇帝となり、ヨーロッパの大半を占拠したことは言うまでもないでしょう。アジャクシオは意外にもヨーロッパの中でも最後にフランス領になった土地ですが、1940年に第三共和制が崩壊すると1943年にフランスで最初となる解放が行われました。

着く 編集

飛行機で 編集

  • 1 アジャクシオ=ナポレオン・ボナパルト空港   (AJAIATA)、 コルシカ島アジャクシオ。 「アジャクシオとコルシカ島に就航している空港会社のうち最もベターで本数の多いものはエールフランスです。エール・コルシカ / エールフランスのほとんどはパリオルリー空港ニースコート・ダジュール空港マルセイユプロヴァンス空港から出ています。夏季のみ運行している便もあり、4 - 10月にはさらに様々な場所から飛行機が就航するようになります。ただ、飛行機よりもフェリーの方がお得なケースが多く、またフェリーで車を利用する場合とコルシカ島に着いてからレンタカーに乗る場合であればフェリーを利用した方が経済的でしょう。イージージェットとボロテアはパリをはじめとしたフランス各地、またはヨーロッパ各地から運行しています。エールリネール、TUIフライ・ベルギー、ノルウェイジアン・エアシャトル、トランサヴィアなどは夏季にのみ就航しています。    

アジャクシオ国際空港は、市街地からバスで20分ほどの場所にあります。Muvitarraバスの8番を使うことで空港に行くことができ、片道4.5ユーロかかります。空港から250m離れたところにある12番のバスの終点Capitelloはアジャクシオ駅まで運行されており、1.1ユーロで乗ることが可能ですが、観光局などでは全く言われません。8番のバス乗り場からはレンタカー店の間を直進して左折し、駐車場とレンタカーの間を通らないように進むことで12番のバス乗り場・Capitelloに着きます。

船で 編集

アジャクシオからマルセイユ・ニース・トゥーロンシウタデリャに直行便が運航しています。運航会社はコルシカ・フェリーズ、ラ・メリヂオナルです。夏には混雑するため、事前予約がお勧めです。

鉄道で 編集

アジャクシオと、バスティアとは、3時間の鉄道で結ばれており、22ユーロでコルテ経由で行き来することができます。

  • 2 アジャクシオ駅 (Gare d'Ajaccio) (市街地から北に約500m)。  

バスで 編集

コルシカ島の各都市からはバスがアジャクシオまで運行されています。Quai L'Herminierにある港のすぐ横にあるバスターミナルから、多くのバスが運行されています。バスターミナルの前には市バスのターミナルもあり、主要な鉄道駅からも徒歩で移動出来る距離です。

移動する 編集

観る 編集

  • 1 ナポレオンの家   (Maison Bonaparte)。 「ナポレオンが生まれた家です。現在は博物館になっています。  
  • 2 アジャクシオ大聖堂  。 「サント=マリーの教会。  
  • 3 聖エラスム教会
  • 4 城塞。 「1492年に建築されました。現在はジェノバ様式の外観ですが、これは1559年以降に作られたものです。現在もフランス軍の軍事拠点となっており一般には公開されていないため、外観のみを楽しみましょう。
  • 5 船着き場
  • 6 フェッシュ美術館  50 rue du Cardinal Fesch。 「ナポレオンの叔父にあたるフェッシュ枢機卿の14~19世紀のイタリア美術コレクション。ティツィアーノ、ラファエロ、ボッティチェッリの作品もあります。10ユーロ  
  • 7 フィリトーザ (Filitosa) (20 south of Ajaccio off highway T40)。 4~10月 : 09:00~日没。 「青銅器時代の集落で、巨石の間に小規模の博物館があります。アジャクシオからは簡単に訪れることができますが、ボニファシオポルト=ヴェッキオからも日帰りで訪れることができる場所です。他にPalaggiuとStanfariにも有名な立石型先史遺跡があります。7ユーロ、8歳以下は無料  

する 編集

買う 編集

食べる 編集

  • 1 Le 20123  2 rue du Roi de Rome冬の月曜日以外は毎晩開いています。 「伝統的な「おばあちゃんスタイル」で作られたシンプルな料理です。4つのコースメニュー、33ユーロ
  • 2 マニ   (Mani)、 7 rue du Roi de Rome +33 4 95 50 10 42。 「モダンなコルシカ料理を提供する、洗練されたビストロ。

飲む 編集

泊まる 編集

  • Bella Vista20 Bd Lantivy +33 4 95 21 07 97。 「湾岸からの眺めが良いです。
  • 1 Hotel Le Dauphin  11, Boulevard Sampiero F +33 495 21 12 94。 「快適な40の客室。

困ったときは 編集

  • 1 観光案内所  3 bd Roi Jérôme +33 4 95 51 53 03

領事館 編集

  • ギリシャ6 Quai Napoleon +33 49-521-9137FAX: +33 49-521-9137
  • ポルトガル8 Place du Général de Gaulle, Residence Diamant 2 +33 49-550-3734M-Sa 09:00-14:00, Sa Su closed
  • スイス38, cours Lucien Bonaparte +33 49-521-2843

出かける 編集

南にはポルト=ヴェッキオボニファシオ、北はコルテをはじめとした内陸部の都市があります。