南アルプス市

南アルプス市(みなみアルプスし)は、山梨県の国中地方にある市です。日本第2の標高を誇る北岳をはじめとした南アルプス(赤石山脈)の山々が聳える地域で、武田家ゆかりの地であるなど歴史も厚いです。

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「南アルプス市」という名称は一般への公募によるもので、2002年に合併協議会によって決定されました。しかし字違いの同じ読みの名称を同一視すると「南アルプス市」は1位でなくなる、また県外在住者も投票ができるなど疑念が残ったのが実情です。

地理

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市街地は国内最大級の扇状地に形成されており、かつては養蚕が盛んでした。旧若草町や旧櫛形町を中心に、この地域全域が養蚕業に頼っており、その理由としては水はけのよい扇状地が桑畑に適していたことが挙げられます。現在はモモやサクランボなどが特産品で、こちらもこの土地の特性を生かしたものと言えます。逆に、釜無川沿いは甲府での武田信玄の治水事業で知られるように氾濫に悩まされるも、湧き水などによって市内では比較的肥沃な土地となっています。

西側には赤石山脈が横たわり、日本で富士山に次いで2番目に高い北岳をはじめとした標高3,000 m (9,800 ft)級の山々があります。北岳には山荘があり、登山の際にはそういった場所の発信している登山情報をよく確認してください。

歴史

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鉄道で

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南アルプス市は山梨県内の市では唯一鉄道が通っていません。甲府駅韮崎駅から山梨交通のバスを利用する必要があります。あるいは身延線の東花輪駅や中央本線の竜王駅・塩崎駅からタクシーを利用するのも可能です。

移動する

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バスで

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市内は循環バスが走っており、1回の利用につき¥100で乗ることができます。詳細はリンク先をご覧ください。

観る

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市が観光ガイドマップ[リンク切れ]を出しており、参考になるかもしれません。また、秋には紅葉マップ[リンク切れ]が用意されています。

  • 1 南アルプス市立美術館南アルプス市小笠原1281 西野経由小笠原下仲町行きのバスで「市立美術館」下車後、徒歩1分。電話番号:(0)55-282-6600、ファックス:(0)55-282-6601。 現在行っている展覧会についての情報はこちら。 地元の画家である名取春仙氏の功績を顕彰して建てられました。 追加情報:バリアフリー、トイレ、バリアフリーのトイレ。 営業時間:9:30~17:00(入館締め切りは16:30)。
  • 南アルプス市芦安山岳館南アルプス市芦安芦倉1570。電話番号:(0)55-288-2125。 2003年開館の南アルプスの山岳と自然について紹介している博物館です。常設展示では南アルプスの自然だけでなくその歴史やそこに根付く人々の暮らしも言及されています。 営業時間:9:00~17:00;水曜定休。 値段:¥500(一般)、¥250(小学生)。
  • 2 ふるさと文化伝承館南アルプス市野牛島2727 芦安方面行きバスで「野牛島」から徒歩約10分。電話番号:(0)55-282-7408、ファックス:(0)55-285-7113。 1階と2階の展示室の他、予約なしで利用できる体験コーナーなどがあります。 追加情報:車いす対応、トイレ。 営業時間:9:30~16:30;木曜休館。 値段:無料。

する

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芦安温泉は温泉街です。桃の木温泉・金山沢温泉も芦安温泉内の温泉ですが、泉質は異なります。温泉宿は10軒存在し、日帰りができる場所もあります。

登山

食べる

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飲む

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泊まる

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出かける

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