Microformats(マイクロフォーマット)とは大まかな分類として、人に可読なデータ項目に単純なマークアップを施す基準の集合体。そのデータ項目とはイベント、連絡先の詳細や地理的位置のこと。特定のウェブページがこの基準に従う場合、ソフトウェアを走らせて情報を抽出し、索引に落とし込んで検索や保存、相互参照や組み合わせができる。技術面では意味を備えたマークアップの集合体であり、一般的なクラス名をセットされた標準(X)HTMLのみを使用する。またオープンで自由に誰でも利用できる。

マイクロフォーマットは特定の (X)HTML 要素や属性で示し、現状では - まだ - 基本的なウィキ構文でそのまま実行させることはできない。しかしながらメディアウィキの拡張機能にはマイクロフォーマットの出力ができる、または対応を準備中のものもある。

hCard(エッチカード)は連絡先情報をマークアップするもので、個人、組織、場所(ホテルや店舗や飲食店、博物館ほか)の所在を vCardすなわち電子名刺用ファイルの標準規格として抽出できる。リスティング(草案)の改変後、hCard を採用した。例ならシンガポールのセントーサ島(英語版)、イギリスのバーミンガム(英語版)、アメリカのシンシナティ(英語版)を参照。hCard開発元の公式説明は こちら

rel-license 編集

マイクロフォーマットの1つ rel-licence はウィキボヤージュのあらゆるページですでに導入している。これはライセンスや著作権について、表示している文書のメインのコンテンツから情報を呼んできて提供する文書。

今後の展開 編集

  • rel-tag:リスティングにタグをつけるため、英語版プロジェクトen:Project:Listings で対応の予定。
  • geo:目的地の緯度経度データに対して地理座標の英語版のプロジェクト en:Project:Geocoding は対応の予定。
  • geo:個別の見どころに対して、英語版のプロジェクト en:Project:Listings は対応の予定。

関連項目 編集

外部リンク


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