韓国・江原特別自治道の市
春川市

春川市(チュンチョンし、朝鮮語춘천시)は、韓国北部に位置する江原道の道庁所在地です。ドラマ『冬のソナタ』のロケ地として非常に有名で、他にもタッカルビ(朝鮮語닭갈비)の発祥地など、訪れる価値高き街です。

知る 編集

ソウルの人混みや大都会の雰囲気につかれた旅行者にとって、春川ほどいい場所はありません。川と丘に囲まれたこの土地では、のんびりとアウトドアを楽しんだり小さな町を散策することが非常に楽しいでしょう。

気候 編集

 気候 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
最高気温 (°C) 1.9 5.4 11.6 18.9 24.3 28.1 29.3 29.9 25.6 19.6 11.2 3.5
最低気温 (°C) −9.3 −6.7 −1.1 4.7 11.3 17.0 21.3 21.3 15.3 7.5 0.4 −6.6
降水量 (mm) 18.6 27.6 33.5 71.5 99.4 122.9 398.2 319.9 128.1 49.3 48.3 24.2
日照時間 (時間) 170.0 174.3 199.9 210.1 227.5 205.0 144.2 166.3 173.3 178.9 141.8 148.4

韓国気象庁(平均値:1991年~2020年、極値:1966年~現在):[1][2]

ケッペン気候区分においては亜寒帯冬季少雨気候に属するこの市は、標高では78mにあり、冬が寒く夏は涼しい町です。とはいえ、夏は同緯度の他の街と比べると暖かい方です。7、8月の夏季に降水量が非常に多くなるのも特徴で、冬には日本関東地方のようにほとんど雨が降りません。

旅行をするには春か秋がおすすめで、冬は非常に寒いため通常の観光をするのならば避けるべきです。夏は気温は問題ありませんが、雨が多くなるため注意が必要です。

着く 編集

鉄道で 編集

ソウルから春川までのヘビーレールは、2010年に地下鉄が取って代わりました。京春線(朝鮮語경춘선)の通常列車はソウルの北東に位置する清凉里駅(チョンニャンニ | 朝鮮語청량리역)から走っていますが、他のほとんどの路線は上鳳駅(サンボン | 朝鮮語상봉역)から出発します。電車はおおむね15分間隔で運行していて、春川までは1時間強かかるでしょう。平日は同じ料金で特急も出ています。清凉里駅から春川駅(朝鮮語춘천역)まで約300円超(3,000ウォン)です。

また、ITX-青春(朝鮮語ITX-청춘)という、ほぼ同じルートを走る準高速列車もあります。ITX-青春の京春線(朝鮮語경춘선)は龍山駅(ヨンサン | 朝鮮語용산역)から1時間に1本ほどのペースで発車しており、ソウル市内(清涼里駅など)に数ヵ所停車してから春川に向かいます。途中の停車駅は列車によって異なります。龍山から春川まで1,000円ほど。

移動する 編集

観る 編集

  • 南怡島 — 行政区画上は春川市に含まれていますが、市街地からは離れた北漢江の中にある、ドラマ『冬のソナタ』の撮影地です。

食べる 編集

泊まる 編集

出かける 編集