引用文について補足を行う際に使用します。

引数

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引数の内容は、

{{Interp|表示させたい文字列|補足文|dot=下線を表示するか|notooltip=ツールチップを抑制するか|和文=約物を亀甲括弧にするか}}

となっています。

2番目の引数は任意であり、未記入の場合は「引用文の補足」とのツールチップが表示されます。このツールチップも抑制したい場合は、notooltip の引数に任意の値を入力します。また、dot 引数に任意の値を入力することで、表示させたい文字列を下点線で強調することもできます。

引数「和文」は、未記入の場合には英文での引用文補足スタイルを踏襲し、半角角括弧 [] を表示します。任意の値を入力すれば、和文における引用文補足スタイルに沿って亀甲括弧〔〕を返します。においては、和文における引用者注について亀甲括弧の使用が推奨されていますが、角括弧の使用も排除されているわけではありません。参照:括弧類の使い方 - 日本印刷技術協会

用例

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和文

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「アメリカ合衆国憲法草案は1787年9月17日に完成した。ちなみに、この日付は筆者の誕生日と同じである。合衆国憲法は1791年に発効した。」といった原文に対して、

「アメリカ合衆国憲法草案は1787年9月17日に完成した。{{Interp|中略|和文=1}}合衆国憲法は1791年に発効した。」

「アメリカ合衆国憲法草案は1787年9月17日に完成した。中略合衆国憲法は1791年に発効した。」

「アメリカ合衆国憲法草案は1787年9月17日に完成した。{{Interp|中略|notooltip=1|和文=1}}合衆国憲法は1791年に発効した。」

「アメリカ合衆国憲法草案は1787年9月17日に完成した。〔中略〕合衆国憲法は1791年に発効した。」

とすることができます。また、「あの男はこう言った」という原文に対して、

「{{Interp|ジョン・ドウ|原文では「あの男」|和文=1}}はこう言った」

ジョン・ドウはこう言った」

「{{Interp|ジョン・ドウ|原文では「あの男」|dot=1|和文=1}}はこう言った」

ジョン・ドウはこう言った」

といった形で補足することもできます。

英文

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引数「和文」を指定しない場合、

"On September 17, 1787, the draft of the U.S. Constitution was taken up. {{Interp|...}} In 1791, the Constitution came into effect."

"On September 17, 1787, the draft of the U.S. Constitution was taken up. [...] In 1791, the Constitution came into effect."

のように表示されます。