Wikivoyage:ウィキトラベルからのインポート

ここでは、ウィキボヤージュと同じ目的で設立されている、Wikitravelからウィキボヤージュに記事をインポートする方法について説明します。

記事のインポートには、著作権的問題が絡んできます。そこで、記事のインポートを行う際には、必ず以下の方針に沿って行ってください。

インポートの手順

先述のとおり、記事をウィキトラベルからインポートすることには著作権的問題が絡んでくるので、（特にステップ1については）必ず以下の手順に従ってインポートしてください。

ステップ0 - ウィキトラベルで記事を探す

ウィキトラベルからインポートする記事を探しましょう。ウィキトラベルのおまかせ表示機能を使用すると便利かもしれません。

インポートの条件

ウィキボヤージュにインポートする記事は、以下の基準を満たしている必要があります。

• 内容の容量が3,000バイトを超えていること。
• 記事の作成から5年以上たっていること。

ステップ1 - インポートする

次に、記事をインポートします。インポートする際は原則として記事を丸ごとそのままコピー&ペーストしますが、要約欄には必要事項をしっかりと書いてください。要約欄に書かなければいけない必要事項は、以下のとおりです。

1. ウィキトラベルからインポートしたという事実
2. インポートした記事
3. インポートした版

以上のことを行うことで、ウィキトラベルからの単なるコピペ（著作権侵害）ではなく、ウィキトラベルからのインポートとなります。以上のことを明記するためには、以下の固定文を使うと確実でしょう。ただし、もちろん記事名や固定リンクIDなどはその場合に応じて変更してください。

ウィキトラベルの[https://wikitravel.org/ja/(記事名) (記事名)] / [https://wikitravel.org/wiki/ja/index.php?title=(記事名)&oldid=(固定リンクID) 固定リンク] からインポート

これを表示すると以下のようになります。

ウィキトラベルの(記事名) / 固定リンク からインポート

もしも補足の要約を付け足したい場合、コロン（:）の後ろにその要約を書くと良いでしょう。

ステップ2 - カテゴライズ

インポートが終わった後のこととして、推奨される編集があります。それは、ウィキトラベルページにカテゴライズする行為です。これによってウィキトラベルからインポートされた記事をまとめることができ、ウィキトラベルからのインポートによってつくられた記事を探すのがより楽になります。

なお、これはインポートと同時に行っても構いませんが、ウィキトラベルの文章をそのまま持ってくる編集と、その後ウィキボヤージュに合わせて行う編集とを分けることによって、著作権により配慮した行動とできるでしょう。

ステップ3 - 記事内で使用しているもののインポート

最後に、記事の中で使用している画像などのファイルや、テンプレート・モジュールをインポートします。

ファイル

ファイルについては、コモンズへアップロードしましょう。基本的に、同一ライセンスでアップロードすれば問題ありません。ただし、これは一般的にそういう場合が多いということなので、詳細なことはしっかりと確認してから行うようにしてください。

テンプレートとモジュール

テンプレートとモジュールは、本当に必要があるか判断してから、慎重にインポートしてください。別名で同じ内容のテンプレートが存在するかもしれないので、インポートする前に調べるようにしましょう。

もしもこれらのインポートが難しいと判断した場合は、該当箇所を除去してください（本文中に当該画像・テンプレートへの言及がある場合は、その部分の修正も行いましょう）。

不明な点などは、水茶屋などで相談するといいかも知れません。

ウィキトラベル記事での加筆

既にウィキボヤージュにある記事についても、それだけでは情報が足りない場合、ウィキトラベルの記事をもとにして加筆を行うことができます。この際の手順を説明します。大まかに言うと、ウィキトラベルからの単純なインポートと記事の統合を合わせたようなものとなります。

1. インポート
   1. まず、記事を丸ごとコピーし、ウィキボヤージュに既存の記事の末尾にそのままペーストします。
   2. 先述の例に従って要約欄に記入し、投稿します。
2. インポート後
   1. ウィキトラベルページにカテゴライズします。
   2. ひとつの記事として成り立つように、ウィキボヤージュのスタイルに合わせて記事をまとめます（重複箇所をまとめたり、節整理を行なったり、など）。

注意

ウィキトラベルからのインポートは、あくまで情報量の拡大を図るための措置であり、決して、ウィキトラベルの記事を単に持ってくることが目的ではありません。ウィキボヤージュはウィキボヤージュであり、ウィキトラベルのコピーを作るのではないのです。ですから、インポートを行なったのであれば、その記事がウィキボヤージュで成長できるようにする努力をしましょう（例えばウィキボヤージュのスタイルに合わせたり、自分の持っている情報があれば加筆したり、など）。ウィキボヤージュで成長できない記事は、一年経つと通常7 による削除依頼に出されてしまうでしょう。

利用者サンドボックスにおいて

利用者サンドボックスにおいても、同様にインポートを行うことができます。この場合は、ウィキトラベルの記事を利用者サンドボックスに仮置きして、更なる加筆や整理を行いたい場合に有用です。

利用者サンドボックス上で改変した記事を標準名前空間に投稿する場合は、そのサンドボックスページからの履歴継承を行うように注意しましょう。また、ウィキトラベル上にあるサンドボックスからのインポートもできません。