「トゥルク」の版間の差分

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スウェーデン王国統治時代のトゥルクは王国最大の重要都市で、フィンランド初の大学が1640年に設立されました。スウェーデン国内では3つ目の大学でした。1809年ロシア統治下となると首都を[[ヘルシンキ]]に移します。トゥルクは1840年代までフィンランド最大の都市でしたが、1827年に大規模な火災が起き、町の多くが焼失しました。このトゥルクの大火({{LangWithName|fi|3=Turun palo}}、{{LangWithName|sv|3=Åbo brand}})は北欧諸国の歴史上もっとも大きな火災でした。市街地は跡を留めず、大司教座以外の主要機関がヘルシンキに移されました。焼け野原となったトゥルクの街はカール・ルートビッヒ・エンゲルによる都市計画により別の街へと生まれ変わりました。
 
=== 気候 ===
[[File:Air temperature in Turku 2016.jpg|thumb|upright=2|2016年のトゥルクの気温]]
トゥルクはフィンランドの他の地域の気候と同じように、四季がはっきりと四分されており、湿度が高い湿潤大陸性気候に属しています。夏は気温が30℃近くまで上がり、冬は-25℃になることもあり雪が降ります。5月下旬から9月上旬が最も旅行に最適でしょう。もしも冬に滞在中に氷泥と遭遇したら内陸に行ってみると雪が降っているところにいけるかもしれません。トゥルクの中心部でも稀に雪が降ります。
 
現在の天気予報は[http://en.ilmatieteenlaitos.fi/weather/turku フィンランド気象研究所]のウェブサイトで閲覧可能です。
 
== 着く ==
=== 飛行機で ===
; [[トゥルク空港]]{{IATA|TKU}}
[[File:Aero Airlines ATR 72 ES-KRL at EFTU on 20060714.jpg|thumb|トゥルク空港でフィンエアー({{LangWithName|fi|3=Finnair Oyj}})の[[ヘルシンキ]]行きの便。]]
 
*{{listing | type=go
| name=トゥルク空港 | alt={{IATA|TKU}} | url=https://www.finavia.fi/fi/lentoasemat/turku | email=
| address= | lat=60.5109 | long=22.2743 | directions=トゥルク市街地から北に約8km。
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| wikipedia=トゥルク空港 | image=Terminaali 1, Turun lentoasema, Turku, 11.7.2010.JPG | wikidata=Q1130231
| content=そこまで大きくない印象の空港で、2つのターミナルから搭乗します。
}}
 
フィンランドの航空会社であるフィンエアーは[[ヘルシンキ・ヴァンター国際空港]]({{IATA|HEL}} | {{LangWithName|fi|3=Helsinki-Vantaan lentoasema}}、{{LangWithName|sv|3=Helsingfors-Vanda flygplats}})とトゥルク空港の間を数時間おきに往復しています。スカンジナビア航空([[:w:フィンランド語|フィンランド語]]・{{LangWithName|sv|3=Scandinavian Airlines}})は[[ストックホルム]]({{LangWithName|fi|3=Tukholma}}、{{LangWithName|sv|3=Stockholm}})やキッティラ({{LangWithName|fi|3=Kittilä}}、{{LangWithName|smn|3=Kittâl}}、{{LangWithName|se|3=Gihttel}})からトゥルクへ、エア・バルティック({{LangWithName|en|3=AirBaltic}})はトゥルクとリガ({{LangWithName|lv|3=Rīga}}、{{LangWithName|ru|3=Рига}}、{{LangWithName|et|3=Riia}}、{{LangWithName|lt|3=Ryga}})を結んでいます。上記航空会社はトゥルク空港第一ターミナルから発着しています。なお、第二ターミナルはグダニスク({{LangWithName|pl|3=Gdańsk}})やカウナス({{LangWithName|lt|3=Kaunas}}、{{LangWithName|lv|3=Kauņa}}、{{LangWithName|pl|3=Kowno}}、{{LangWithName|ru|3=Каунас}})、クラクフ({{LangWithName|de|3=Krakau}}、{{lang-fr|Cracovie}})・スコピエ({{LangWithName|mk|3=Скопје}})などとトゥルクを行き来するウィズエアー(WizzAir)が使用しています。
 
空港から20分おきに出発しているバスライン1は、トゥルクの市街地を通りトゥルク港までを結んでいます。沿線にはいくつかホテルがあります。チケットは車内で3€/1.50€で売っています(2時間は無料、詳細は[[#移動する|移動する]]節を参照)。一日の最後のバスは、最大15分も出発を遅らせ、乗客が間に合うように工夫しています。最終バスは、トゥルク港まで行かずマーケット広場で終点です。
 
== 観る ==