テンプレートの解説

これはページの保護状態を表示するための、汎用的なテンプレートです。いずれの保護理由・保護対象のアクション(編集・移動・アップロード)・保護レベル(全保護・半保護・拡張半保護)に対しても使用可能です。

このテンプレートを貼ったからといって、ページが自動的に保護されるわけではありません。ページの保護は管理者等が行えます。保護を希望する場合、を利用してください。

使い方

編集

{{pp}}を保護されたページの先頭に貼り付けます。ただし、の場合は#転送 [[○○]]のようなリダイレクトの構文の下に貼り付けてください。テンプレートなど他のページで参照読み込みされるページの場合は、<noinclude>タグで囲ってください。

移動保護といった編集以外の保護の状態を表示する場合は後述のaction引数を使用してください。保護レベルと期限については内部のモジュールで自動的に取得します。

引数

編集

いずれの引数も省略可能です。

  • 1 – 保護理由を指定します。ここに指定した内容によってバナーに表示されるメッセージやインジケーターアイコンのツールチップのテキストが変化します。指定可能な値は#保護理由をご覧ください。
  • action – 保護の対象となるアクションを指定します。指定可能な値はedit(編集)move(移動)、 upload(アップロード)です。省略した場合はeditが指定されたときと同じ動作になります。
  • smallyesy1truetのいずれかを指定した場合、バナーを表示する代わりにページの右上にインジケーターアイコンを表示します。省略した場合はnoが指定されたときと同じ動作(バナーによる表示)になります。なお、モバイルビューではインジケーターアイコンが表示されません(2020年10月26日確認)。
  • section – 議論が行われているノートページの節の名前を指定します。メッセージにノートページへのリンクがある場合に、指定した節へリンクすることができます。
  • date – 保護が実施された日時を指定します(保護が失効する日時ではありません)。Help:条件文#timeの第2引数に指定できるフォーマットでなければなりません。保護理由にofficeもしくはresetを指定したときのみ表示されます。
  • noticeデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく通知(のコピー)がウィキメディア財団により公開されている場合は、そのページへのリンクを指定します。保護理由にdmcaを指定したときのみ表示されます。
  • categorynon0falsefのいずれかを指定すると、テンプレートが貼られたページに追跡カテゴリを付与しなくなります。

保護理由

編集

以下の表は、保護理由に指定可能な値と、各保護理由に対して有効な対象操作を一覧にしたものです。

保護理由 対象操作 説明
dispute edit 編集合戦により保護されたページ
dmca edit w:デジタルミレニアム著作権法に基づく削除要求があったため、保護されたページ
office edit 事務局行動により保護されたページ
permanent edit 半永久的に保護されているページ
reset edit により、内容が縮小された上で保護されたページ
template edit 影響が特に大きいテンプレート・モジュール
vandalism edit 荒らし行為により保護されたページ
dispute move 移動合戦により保護されたページ
vandalism move 移動荒らし行為により保護されたページ

使用例

編集

入力:

{{pp}}

出力:(編集全保護の場合) 出力:(編集拡張半保護の場合) 出力:(編集半保護の場合)


入力:

{{pp|dispute}}

出力:(編集全保護の場合)


入力:

{{pp|vandalism|action=move}}

出力:(移動拡張半保護の場合)

カテゴリ

編集

貼り付けたページの保護レベル・名前空間およびテンプレート呼び出し時に指定した保護対象のアクションに応じて、Category:編集保護中のページCategory:編集半保護中のテンプレートなどの追跡カテゴリを付与します。

テンプレートが貼り付けたページが保護されていない/保護が失効している場合には、Category:不適切な保護テンプレートのあるページを付与します。

保護理由に"dispute"を指定しているにもかかわらず、保護レベルが半保護もしくは拡張半保護である場合には、Category:保護理由と保護レベルが合致していないページを付与します。これは日本語版独自の機能です。

テンプレートデータ

編集
これは新しいビジュアルエディターにより使用されるテンプレートのためのTemplateData文書です。

Pp

ページの保護状態を表示するための、汎用的なテンプレート

テンプレートパラメーター[テンプレートデータを編集]

このテンプレートは、パラメーターを1行で記述することが推奨されています。

パラメーター説明状態
保護理由1

保護理由を指定する。現在のところdispute、vandalism、template、 permanentなどが指定可能。

文字列推奨
小さく表示するかsmall

yes、y、1、true、tのいずれかを指定した場合、通常のバナー表示の代わりにページの右上にインジケーターアイコンを表示する。

既定
no
ブール値省略可能
保護対象の操作action

edit、move、uploadのいずれかを指定する。

既定
edit
文字列省略可能
ノートページの節の名前section

議論が行われているノートページの節の名前を指定する。

文字列省略可能
保護が実施された日時date

保護理由にofficeもしくはresetを指定したときのみ表示される。条件文の#timeの第2引数に指定できるフォーマットでなければならない。

2020-01-01T00:00:00
日時省略可能
財団が受理した通知へのリンクnotice

デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく通知(のコピー)がウィキメディア財団により公開されている場合に、そのページへのリンクを指定する。保護理由にdmcaを指定したときのみ有効。

ウィキテキストの一部省略可能
追跡カテゴリを付与するかcategory

no、n、0、false、fのいずれかを指定すると、テンプレートが貼られたページに追跡カテゴリを付与しなくなる。

既定
yes
ブール値省略可能

関連項目

編集
テンプレート:Protection templates

テンプレート用のサンドボックス作成テストケース作成を使用できます。