タンガニーカ湖は、アフリカ大湖の1つに数えられる淡水湖。面積は世界第2位、水深もバイカル湖(英語版、シベリア)に次いで深いと推定される。また、世界最長の淡水湖でもある。
知る
編集この湖はほぼ南北方向に位置していて、全長676 kmで幅は狭い。4つの国と国境を接し、 東海岸の大部分はタンザニアで、北東はブルンジ(英語版)にかかり、西岸はほぼ全てコンゴ民主共和国。南西部は少しザンビアに含まれる。
湖畔の集落は以下を含む。
着く
編集湖と接するどの国からも出発はできる。キゴマ(英語版)ならびにカレミ(英語版=コンゴ民主共和国)には小さな地域空港があり、それぞれの国の鉄道への乗り継ぎができる。ところがそれぞれを含む広域は、特にカレミとキヴ(英語版)があるカタンガ地域(英語版)は特に危険な地帯。詳細はそれぞれの国と地域の記事を参照。
国際線を利用するなら、乗り入れ航空会社の多いダルエスサラーム空港(英語版)がタンザニアにある。人気の飛行ルートはここで降り、地域航空または鉄道に乗り換えて キゴマ(英語版)を目指す。あるいはまた、航空会社と便数は減るが、ブジュンブラ空港(英語版)経由も選べる。
鉄道網の場合 — ブジュンブラから北方向のケニアとウガンダ行き(英語版)、ムプルング(英語版)から南方向のルサカ(英語版)行き — どちらも計画こそあるものの、2015年初頭の時点では運行していない。
出かける
編集湖に接するタンザニアとザンビアからは、ドイツ製の建造後百周年を超えたフェリー、リエンバ号(英語版)利用が最善のルートだろう。事実、アフリカの東部や中央部を旅する人たちの間では、伝説の存在である。湖に来る目的が、このフェリーの乗船という人もいるほどだ。水曜日にキゴマ(英語版=タンザニア)を出航したフェリーは、日曜日にムプルング(英語版=ザンビア)に到着する。またキゴマ–ブジュンブラの別便も運行する。