長瀞町(ながとろまち)は、埼玉県にある都市です。
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編集埼玉県内では東秩父村に次いで2番目に人口の少ない市町村である一方、その自然の美しさは県外にも知れ渡るほどで、ジオパーク秩父のジオスポットがあるほか、長瀞渓谷も有名な名勝の1つです。秩父鉄道の車窓から眺める景色も最高で、荒川上流にかかる橋は圧巻です。
町名の字体について正しくは であり、JIS X 0213:2004に対応した機種では正しく表示されますが対応していない場合「瀞」という表示になってしまいます。
人口
編集長瀞町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 長瀞町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 長瀞町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
着く
編集鉄道で
編集秩父鉄道秩父本線(樋口駅 - 野上駅 - 長瀞駅 - 上長瀞駅)が通っており、熊谷や羽生で乗り換えることで関東圏から来ることができます。秩父本線という名称はあまり使われておらず、秩父鉄道と呼ばれることが多いです。また、地元の人々からは「秩鉄」という略称で呼ばれ親しまれることもしばしばです。
なお、秩父本線は全線でPASMOを使用することができます。
車で
編集自転車で
編集移動する
編集困ったときは
編集観る
編集有名な観光地だけでなく、食事処やお土産屋なども含めてほとんどの観光客の目的地が長瀞駅周辺に集まっています。駅には観光案内も充実しており、宝登山などの「山」と石畳のある「川」の両方へのアクセスが容易です。特に長瀞渓谷は観光地として非常に著名ですのでその道中は観光客向けの店が並んでおり、お土産に困ることはありません。
一方で、長瀞駅から少し離れれば一般的な日本の田舎―それも景色豊かな風景が広がっています。野上方面へ行けばすぐに人もまばらになり、開けた町と周りに広がる悠々とした山をぐるりと一望できます。特に荒川沿いには道が走っており、春には桜や梅が咲いていますが、人もほとんどいない穴場となっています。荒川の対岸はすぐに山となっており、急な階段を擁した神社が乱立しています。いずれも忘れ去られたように自然に溶け込んでおり、これらを巡るのもまた一興と言えます。
- 1 ジオパーク秩父
- 2 長瀞渓谷 。 国の名勝、天然記念物に指定されています。大きくごつごつとした岩畳は自然の物とは思えないほど滑らかに並んでいます。その実態は断層などの垂直の割れ目によって岩が剥がれ落ちた結果であると考えられています。また、虎岩は虎の皮のような模様のついた不思議な岩で、石英や方解石、長石などに加えてスチルプノメレンや結晶片岩など様々な石・鉱物から構成されています。
- 1 「長瀞は天下の勝地」碑。 渋沢栄一の書。
- 1 法善寺。 春にはしだれ桜が非常に綺麗です。桜前線よりも早めに咲くため、ほかの桜の見頃よりも早い時期に訪れるといいでしょう。また、裏山にも色とりどりの花が咲きます。
- 3 宝登山 (駅を出て目の前の道を真っ直ぐ。すぐに参道になっており、信号にある大きな鳥居を潜ってお参りします。) 。 山頂の神社がお参りのために山麓に分社を作っており、山全体が神格化されているような形です。駅からすぐにアクセスできますが、非常に見晴らしがよく、山頂からは南北に広がる荒川流域の開けた土地はもちろん、西側の秩父児玉線方面も望むことが出来ます。また、運が良ければ秩父鉄道を走るSLの汽笛が聞こえるかもしれません。
する
編集- 1 長瀞渓谷ライン下り 。 観光用のライン下り。長瀞渓谷(荒川上流)を下ります。
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編集食べる
編集飲む
編集泊まる
編集困ったときは
編集出かける
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